伊藤 芳輝 (フラメンコ・ギター)
平松 加奈 (ヴァイオリン)
吉見 征樹 (タブラ)
毎年、全国から青森へと、そのスケジュールは脅威といってよい。
温厚なリーダーの伊藤 芳輝さんから、エネルギッシュなフラメンコ・ジャズ。
2003年南郷ジャズに来たいただき、平松 加奈(ヴァイオリン)、
吉見 征樹(タブラ)で3人のスパニッシュ・コネクション。
あの「リベルタンゴ」で、数千人のジャズファンは演奏の強烈さに
唖然となり、戦慄をおぼえたと。
私にはオーケストラに聞こえた。数々の名演奏家を聞きしに及んでも、スパコネの「リベルタンゴ」は名演。
あのサウンドに鳴海 昭仁の津軽三味線、秋山 実希のピアノと、青龍寺ジャズ・フェスならではのプロデュースにワクワクしている。
■Spanish Connection
http://www.spanishconnection.jp/
Christian Jacob Trio
クリスチャン・ジェイコブ(ピアニスト)
来日公演が3度目となる、クリスチャン・ジェイコブ。
公園のたびに、ジャズファンが増え、日本でのライヴアルバムでは、日本の
四季「花」「夏の思い出」「赤とんぼ」「雪の降る街を」4部作をだし知名度が高まった。
1958年5月8日、フランスのロレーヌ生まれ。
4歳でピアノを始め、6歳でメッツ音楽院に特学生で入学。
ドビュッシー、ラヴェルに惹かれ、12歳でパリのコンセルバトワールに入学。
神童ぶりを示したといってよい。10代でジャズバンドに入り、1980年代、米国ボストンのバークリー音楽院に入学。
ゲイリー・バートン(ヴァイヴ)らに師事。在学中、ジョー・ザビヌル、オスカー・ピーターソンの書くジャズ・マスターズ賞に、ダウンビート誌の学生ジャズソロイスト賞を受賞。
■Welcome to the Jazz Web of Pianist Christian Jacob
http://www.christianjacob.com/
メロニー・アーヴァイン(ヴォーカリスト)
初来日で精龍寺ジャズ・フェスが初日と正に記念すべき日となった。
1953年3月27日ハリウッド生まれ。
現在、アメリカ西海岸を中心に活躍する中堅ジャズ・シンガー。
幼児から、フランク・シナトラ、トニーベネット、ディーン・マーティンに、ニール・セダカ、コニーフランシスなどヴォーカルに囲まれて育った。
15歳の時に映画「ビリー・ホリデイ物語」でダイアナ・ロスのエモーショナルな歌い方に衝撃を受け、ジャズへの道を進む。
日本で発売した2007年のアルバム「ユーヴ・チェインジド」(SSJレーベル)は、クリスチャン・ジェイコブ(p)を音楽監督に全曲スタンダード集といってよいほどにトーチ・ソングは一聴して引き込まれる。
ヴォーカルファンには、またとない機会。
■Mellonie Irvine
http://mellonieirvine.com/
sao Suzuki OMA・SOUND
鈴木 勲(ベース)
「昭和大仏 青龍寺」作曲を依頼し、この度ジャズ・フェスティバルで発表する。
日本ジャズ界の大御所である鈴木さんは、戦後のジャズ界で重臣をなしてきた。
1933年1月東京生まれ。
戦後、1956年アメリカ米軍キャンプでベースをはじめ、都内のジャズ・クラブで活躍。
その名は、当時のジャズ・ミュージシャン、ファンに一気に知れ渡った。
1970年アート・ブレイキーに見出され、N.Yへ。
ロン・カーター・セロニアス・モンク、ウィントン・ケリー、エラ・フィッツジェラルド(ヴォーカル)など、ジャズの巨人たちと共演し、あらゆる日本人ミュージシャン、ジャズ・ファンにとって、夢であり羨望の的だった。
まさに当時巻き起こった、全国的ジャズブームの中心的存在といえる。
リーダー・アルバムは50枚を超え、日本ジャズ賞、南里文雄賞(日本ジャズに貢献)など数々を受賞。日展(絵画)では、卓越した感性で、数々の作品が入選している。
現在でも若手ミュージシャンを指導し、育てつづけながら、レコーディング。年齢は止まってしまったようだ。
■鈴木勲
http://isaosuzuki.jp/
鳴海 昭仁(津軽三味線・横笛)
2010年、青龍寺でのウィーン・ピアノ四重奏弾でゲスト出演した鳴海 昭仁の津軽三味線に、わが国能笛の第一人者、雲龍(うんりゅう)氏との即興でのコラボレーションは、現代音楽として絶賛された。
青森市油川生まれ。
11歳で横笛「青森ねぶた囃子」をはじめる。
その後、数々の賞を受賞し、津軽の「笛吹童子」といわれた。
海内外での出演は数えきれず、また、日本郷土芸能研究会を立ち上げ、ねぶた囃子、津軽三味線の歴史理論は造脂が深く、津軽風土を素材とした作品はCDアルバムで触れることができる。
8月14日、青森市民ホールで「白神コンサート2011」が行われる。
■Welcome to shirakami-sound.com
http://shirakami-sound.com/
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